マスリン酸で新ヘルスクレーム準備中/ニップン

2022年7月4日
マスリン酸で新ヘルスクレーム準備中/ニップン

 ニップン(東京都千代田区)では「オリーブ果実由来マスリン酸」を供給している。「筋肉量の維持」で機能性表示食品として届出が受理され、現在は新たなヘルスクレームによる届出も準備が進んでいる。

 同素材はイタリア産のオリーブを搾油する際に残った絞り粕を原料とし希少成分のマスリン酸を抽出した機能性原料。これまでに実施してきたヒト試験ではオリーブ果実由来マスリン酸に関する様々な機能性が明らかになっている。71~79歳の高齢者39人を対象に実施した試験では、運動に加えマスリン酸を60㎎/日摂取する群と運動のみの群に分けて12週間観察し、マスリン酸摂取群の筋肉量の増加が確認された。

 また、最近では低用量による研究データを新たに取得している。43~86歳の69名を対象に行った試験では、摂取量を30㎎/日にして運動および摂取を行う群と、運動のみの群を12週間観察した。その結果、摂取と運動を行った群の握力が有意に増加していることが確認された。

 機能性表示食品制度では「加齢によって衰える筋肉量を維持する機能」という表示で届出が受理されている。同社ではこのヘルスクレームを用いた自社製品「貯筋習慣」を販売中で、今後はより付加価値を高めた新製品の販売も予定している。

 現在、新規ヘルスクレームによる届出準備も進められており、今後も採用増加が期待されている。