タモギタケ由来の化粧品原料を提案/サンデフォー

2022年10月12日

「エルゴチオネインをより身近に」 をテーマに原料各種をラインアップ

自社製品の「エルゴクリーン・ティーボタニカルシャンプー/トリートメント」

サンデフォー(東京都武蔵野市)ではタモギタケ由来の食品原料「ホノクニタモギパウダー」及び化粧品原料「タモギタケエキスBG30」を取り揃えている。

同社の原料はタモギタケの一種である「ほの国タモギ」を由来としている。無農薬で栽培されたこのタモギタケはエルゴチオネイン、βグルカン、ナイアシンを豊富に含んでいる。「ほの国タモギ」の栽培を20年以上行ってきたケービーエヌ(東京都渋谷区)では長年の研究で培った技術によって含有成分を高めたタモギタケの栽培方法を確立。これによりコストを抑えた商品設計が可能だ。

サンデフォーは昨年ケービーエヌを子会社化し、食品向け原料に加え新たに化粧品向けの原料を開発した。同社では「エルゴチオネインをより身近に」の考えをテーマにエルゴチオネインの普及に努めている。

化粧品原料「タモギタケエキスBG30」は髪や地肌のケアに活用できるためヘアケア商品や基礎化粧品への採用が期待される。植物由来のクリーンな原料であることも特徴の一つ。

6月にはタモギタケエキスを使用した自社製品「エルゴクリーン・ティーボタニカルシャンプー/トリートメント」を発売しエステサロンを中心に販売展開している。

また、食品原料においてはエルゴチオネイン高含有の原料として注目され、10月にはサプリメント新製品を発売予定だ。

同社代表の山崎宏輔氏は「化粧品、あるいはサプリを入り口にして多くの人にエルゴチオネインの良さを知ってもらいたい。今後も化粧品とサプリによって体の内外から美容と健康に貢献していきたい」と話す。 同社では今後、国内に限らず海外市場での展開も計画している

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