日本初の機能性表示食品を販売開始/白鳥製薬

2023年4月10日

ダニによる目鼻の不快感も軽減する「スニズトップ」

 白鳥製薬(千葉県習志野市)は、機能性表示食品「スニズトップ」を4月2日(日)から新発売した。同品は機能性関与成分、うずら卵由来オボムコイドを含有した機能性表示食品。うずら卵由来オボムコイドは、花粉、ダニ、ハウスダストなどによる目や鼻の不快感を緩和することが報告されている。目や鼻の不快感の原因物質として「ダニ」のヘルスクレームを表示した機能性表示食品は「スニズトップ」が日本初。

 花粉やハウスダストに悩む人の選択肢を広げる舌下吸収サプリ

 「スニズトップ」は2014年にスイスにあるストラージェン社がその第1号の販売を開始し、現在では世界30か国で販売実績を持ち(2023年内に33か国に増加予定)、この度白鳥製薬が日本初の販売を開始することとなった。

 白鳥製薬の担当者は「『スニズトップ』は舌下吸収による短時間で機能が現れるサプリメントのため、常用している薬との飲み合わせで鼻炎薬が服用できない人、眠気や口の渇きといった副作用が気になる人の選択肢を広げる食品ならではのアプローチが可能です」と特長を語る。

 同社は創業時のカフェインの抽出から始まり、100余年にわたり原薬の製造と開発を行ってきた。「うずら卵由来オボムコイド」はそのエビデンスベースの視点から発掘された素材となる。

うずら卵に含まれる「オボムコイド」が発揮する機能性

 うずらの卵はヨーロッパや中国でも古くから民間薬として用いられてきた。「スニズトップ」の機能性関与成分「うずら卵由来オボムコイド」は、鶏卵では一般的にアレルゲンとされるタンパク質の一種だが、うずら卵由来のオボムコイドは他の鳥類のそれとは異なり、人の腸内にあるトリプシンという物質と親和性を持っており、アレルギーが起こりにくいという特徴がある。

 1970年フランスの医師が、うずら農家に花粉症や鼻炎等の患者が少ないことに着目し、臨床試験が行われ、その秘密がうずらの卵に含まれる糖タンパク「オボムコイド」であることを突き止めその後も研究されてきた。

テレビ通販皮切りに店頭販売も開始予定

 白鳥製薬は、日本において花粉やダニ、ハウスダストによる目や鼻の不快感を起こす方があまりにも多いことに鑑み、生活者の健康的な生活に貢献したいという思いから、この度白鳥製薬ブランドとして初めて機能性表示食品の販売をすることとした。

 「スニズトップ」は、先般、テレビ通販のショップチャンネルにて先行販売を開始。今後5月を目処に店頭販売及び卸販売も併せて開始する予定。


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