からだサポート研究所/抗糖化で2素材を展開

2023年10月6日

混合ハーブエキス「AGハーブMIX」と「サトナシール」

 アークレイグループ からだサポート研究所(京都市南区)は、4種類のハーブ(ローマンカモミール、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉)を混合して熱水抽出した「AGハーブMIX」、3種類のハーブ(フェヌグリーク、フェネル、ハイビスカス)を混合して熱水抽出した「サトナシール」といったそれぞれ作用メカニズムの異なる2つの抗糖化素材を供給している。どちらも美容向けで伸長しており、肌の透明感が増した、化粧ノリが良くなったなど女性からの高い体感が支持されている。

 2006年に上市された食品グレードの抗糖化素材としては業界初となる「AGハーブMIX」は、AGEs(終末糖化産物)の生成抑制による肌の褐色化や黄色化を抑えるほか、血色改善効果があることを確認。豊富なエビデンス、長年の供給実績と高い体感などが支持され、抗糖化市場におけるブランド素材として認知も高まっている。2018年に上市した「サトナシール」は、AGEsの代謝促進分解(AGEsを分解する酸化タンパク質分解酵素を活性化)、AGEsの分解(悪玉架橋構造の切断)によるシワの減少、キメ・色ムラの改善、毛穴たるみ率の改善を臨床試験で確認している。また、「AGハーブMIX」と「サトナシール」の併用でのモニター試験では、体感として鼻の毛穴において摂取4週間時点で高い改善がみられた。

 同社では、AGEsの生成を防ぐ守りの素材「AGハーブMIX」、蓄積したAGEsを排出する攻めの素材「サトナシール」として提案しており、サプリ・飲料・ゼリーなどで採用されている。今後は、肌の美容をコンセプトにした女性向け商品だけでなく、ダイエット、骨質、アイケアなどエビデンスとともに裾野を広げていく。