産業協議会会長「機能性表示を安心利用できる環境作りを」

2024年4月10日

一般社団法人健康食品産業協議会が小林製薬「紅麹問題」で声明を発表

 健康食品の製造・販売に携わっている事業者の業界団体連合体である一般社団法人 健康食品産業協議会は4月10日、紅麹関連製品による健康被害について声明を発表した。

 橋本正史会長は「この度は健康食品産業協議会の会員企業である小林製薬が製造した紅麹の成分を含む健康食品を摂取した方から、健康被害が多数発生したという事実を、健康食品業界の団体として深刻に受け止めております。先ずはお亡くなりになられた方々につきましては心よりお悔やみ申し上げます。また、健康被害を受けた方々におかれましては、心よりお見舞いを申し上げますとともに1日も早いご快癒を祈念しております。食品の安全を確保し、皆様に安心してご利用いただけることは、事業者として何よりも優先しなければならないものです。機能性表示食品制度の開始以来、大きな健康被害は報告されていませんでしたが、このたびの一連の報道を受け、ご心配、ご不安になられている方も数多くいらっしゃると存じます。健康食品産業協議会は、今回の事案を胸に深く刻み、皆様に安心してご利用いただけることを一番に考えております。業界団体として、引き続き全力を挙げて機能性表示食品を利用者の皆様が安心してご利用いただけるような環境作りを推進してまいります。そして、これからも機能性表示食品が、皆様の健康の一助となり続けますことを、心から願っております。」としている。