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新型リポソーム技術「DELT(デルト)」日本市場でも本格化へ
植物性プロテインでコーティング/インド・エンキャプシファイ・ライフサイエンス社 マナス・ワギス氏に聞く
フロンティア・ライフサイエンス(横浜市青葉区)では、差別化できる新型リポソーム原料として、植物性プロテインでリポソームをコーティングする特許技術「DELT(デルト)」(国際特許出願中)を用いて開発されたビタミンCなど各種リポソーム原料の本格供給を開始する。製造元のインド・エンキャプシファイ・ライフサイエンス社の共同創業者の1人で代表のマナス・ワギス氏【写真中央】に聞いた。
(本文)
―エンキャプシファイ・ライフサイエンス社について教えてください。
マナス氏 植物性プロテインでリポソームをコーティングする特許技術「DELT(Dual Encapsulation Liposomal Technology)」を用いた各種リポソーム原料を製造販売しています。当社は、革新的な技術開発を持って世界の栄養食品業界に貢献していくことを企業理念に掲げ、「DELT」の開発メンバーを主体に2023年にインド・バンガルールで創業しました。
―新型のリポソーム技術「DELT」とは。
マナス氏 私どもは以前から、従来のリポソームが腸内の強い胃酸にさらされることによって、リポソームが分解してしまうことを課題として考えていました。こうした課題を解決するため、2020年から約3年におよぶ研究で、植物性プロテインでリポソームをコーティングすることにより、腸内での分解を防げることを発見しました。これが「DELT」技術を用いた各種リポソーム原料の開発および当社設立へと至りました。植物性プロテインでのリポソームのコーティングには主に2つのメリットがあります。1つは、リポソームが胃酸で壊れにくくなり有効成分がリポソームから漏れ出すのを防ぐこと。もう1つは、従来のリポソーム原料と比較して、有効成分の配合量を増やせることです。
―顧客の反応はいかがですか。
マナス氏 現在、欧米を中心に日本を含む40カ国以上で当社の「DELT」技術を用いたリポソーム原料が販売されています。ビタミンCをはじめとする各種ビミタン、鉄やマグネシウムなどの各種ミネラル、CoQ10、NMNといった成分のほか、顧客のカスタマイズにも対応しており、粉末品や液体品も合わせてその数は約350種類に上ります。また、「DELT」技術を用いた当社リポソーム原料は、臨床試験で体内での吸収性やリポソームの持続性に関する優位性を確認していることに加え、体感という観点からリピートのオーダーが多いことも特長です。日本市場においては、フロンティア・ライフサイエンスと「DELT」リポソーム原料の拡販に努めるとともに、日本の顧客をサポートするため、日本支社の立ち上げも視野に入れています。
―ありがとうございました。
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