スピルリナ、一般食品向けの提案強化/DICライフテック

2023年2月9日

「SDGs」への貢献にも期待

DICライフテック(東京都中央区)は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など50種以上の健康・栄養成分をバランス良く含むことから「スーパーフードの王様」と言われる微細藻類・スピルリナのリーディングカンパニー。

スピルリナの製造・販売について50年以上の実績を持つDICグループでは「スーパーフード発祥の地」とされる米国・カリフォルニア州で厳格な品質管理のもとスピルリナの生産を行っており、優れた品質と安全性が国内外で高い評価を獲得してきた。

   米国・カリフォルニア州の生産拠点

近年は、スーパーフードが大きなブームとなったことで一般加工食品や外食産業のメニューにスピルリナが採用されるケースも急増。スピルリナ由来の青色素「リナブルー」も自然志向の高まりを背景に供給量を伸ばしている。2023年はアフターコロナの需要増加を見据え、外食産業や一般食品・飲料メーカーに向けた提案を一層強化していく方針だ。

同時に、一般消費者を対象とした食育セミナーの実施やSNSを活用した情報発信など、スピルリナおよび「リナブルー」の認知拡大に向けた取組みにも引き続き注力。

特に、スピルリナには重量換算で55~70%のタンパク質が含まれることから、人類が近く直面すると言われる「タンパク質危機」を解決し得る食品素材として注目を集めており、スピルリナを活用した「SDGs」への貢献も期待される。

今年1月には、米国・カリフォルニア州の生産拠点に続いて中国・海南島の拠点でも工業廃水ゼロを実現するなど、生産に当たっても自然環境への配慮を徹底している。

また、DICグループではスピルリナ事業で長年培ってきた技術と知見を生かし、藻類由来の新素材開発にも注力しており、2021年には藻類由来DHA「DHA ORIGINS‐510」の取扱いを開始。昨年2月には、同素材を関与成分に「加齢に伴い低下する認知機能の維持」を訴求する機能性表示食品が消費者庁に届出受理された。

現在は、九州地方の特産品・スイゼンジノリに含まれる多糖類「サクラン」の原料開発に着手するなど、新素材の探索も積極的に進めていく。

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