パッションフラワー、「活力感」で届出受理/オリザ油化

2023年2月24日

ルテイン・ゼアキサンチンで「目の保護」「認知機能」W表示も

オリザ油化(愛知県一宮市)はこのほど、独自素材の「パッションフラワーエキス」を用いた機能性表示食品が消費者庁に届出受理された。

機能性関与成分は「パッションフラワー由来フラボノイド」と設定。届出表示は「仕事や家事などの日常生活で生じる一時的な活力感(元気いっぱい、活力にあふれていたなど)の低下を軽減する」となっている。

「パッションフラワーエキス」は「概日リズム(体内時計)を調整する遺伝子の発現促進」という独自性の高い機能を持ち、睡眠改善や美容などを訴求する製品に採用実績を積み重ねてきた。今回の届出受理を機に、機能性表示対応素材としての提案を一層強化していく方針だ。

また、今年1月にはルテイン・ゼアキサンチンを関与成分に「目の黄斑部の色素量を上昇させる働きがあり、紫外線やブルーライトなどの光ストレスからの保護や、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ、かすみを緩和する視機能)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)を改善する」、「年齢とともに低下する認知機能の一部である判断力(変化する状況に応じて適切に対処したり、推論したりする能力)、注意力(一つのことに集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)を維持する」とのヘルスクレームで自社製品の届出が受理された。

同社では、ルテインエステルを関与成分に「ブルーライトなどの刺激から目を保護する」との表示ですでに受理実績を有していたが、ゼアキサンチンとの組み合わせおよび「認知機能」に関する表現では、本件が初めてとなった。

関連記事