国内製造のサラシアエキス末に注力/タカノ

2023年6月15日

サプリから一般食品まで豊富な実績

タカノ(東京都千代田区)は、機能性表示食品制度に対応する血糖値対策素材として「サラシアエキス末」の原料販売・OEM供給に力を入れている。

サラシアに関して15年以上の取扱い実績を持つ同社では、日本健康・栄養食品協会(JHFA)の安全性自主点検をサラシア製品として唯一取得するなど、長年にわたって品質と安全性の向上に取り組んできた。

最近では、サラシアの原木を輸入後に国内工場で加工した「国内製造品」の提案を強化。機能性関与成分のサラシノールをはじめ、含有成分の数値が輸入原料よりも安定しているため、ユーザーからの評価も高いという。

原料に関しては、エキス末および顆粒の2種類をラインアップ。錠剤・ハードカプセルなどサプリメントのほか、飲料、ゼリー、パン・めんなどの主食類や総菜といった一般食品向けでも豊富な実績を持ち、マスキングや味付けなどの考案も得意とする。

「サラシア茶」(ティーバッグ)の引き合いも増えており、自社製品での豊富な販売実績を生かした提案が可能だ。

機能性表示食品制度では「食後血糖値の上昇を抑制する」とのヘルスクレームに対応。届出資料の作成や消費者庁との対応も手厚くサポートする。

近畿大学や京都薬科大学などとの共同研究では、ヒト試験で食後血糖値の上昇抑制作用を確認しているほか、各種安全性に関するデータも取得済み。

自社製品では、昨年で発売5周年を迎えた「からだ応援サラシア茶」を筆頭に、顆粒タイプの「すっきりサラシアプレミアム」、錠剤タイプの「すっきりサラシアピュア」、ゼリータイプの「すっきりサラシアキュート」などを販売している。