10月15日号社説 消費者庁トクホ改革の無計画ぶり

2023年10月25日

 消費者庁による産業界へのトクホ重視、トクホ申請誘導発言が目立っている。最近では10月初旬に行われた業界団体セミナーで審議官が、機能性表示食品として円熟した市場を形成した成分について規格基準型トクホをめざしてほしいと要望した。これまでも消費者庁幹部からは公の場での講演や個別取材でトクホ重視の発言が聞かれた。今年春先に行われた別の業界団体懇親会では機能性表示に関する複数の幹部との個別取材でもそれぞれからトクホ重視の言葉が飛び出した。示し合わせたかのようにトクホ、トクホと話の結論付けにトクホを多用する消費者庁の思惑は何なのか。 昨年7月の消費者庁長官の交代と、同月のテロリストによる安倍元総理暗殺は機能性表示食品の政策上何らかの転換点になったと考える。また、・・・・・・・・・・・・・・・・・この続きは「ヘルスライフビジネス」10月15日号(電子版・紙版)でご覧ください。

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