社会的幸福に着目した新素材「ミモネス」上市/オリザ油化

2025年10月7日

「孤独感軽減」「社交性・幸福感向上」など確認

       ミモザの花

オリザ油化(愛知県一宮市)は、「幸福感とソーシャルヘルス(社会的健康)」を高める新素材「ミモネス」(ミモザエキス)を上市する。

「ミモネス」は、活性成分としてミモザ由来フラボノイド配糖体(ミモザフラボノイド)を0.25%以上で規格化しており、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンおよびセロトニンを増加させる効果を持つ。

ヒトモニター試験および動物試験では「孤独感の軽減」「社交性の向上」「幸福感の向上」といった効果を確認。今後は、ソーシャルヘルスに関する分野では初となる機能性表示食品の届出を目指していく。

詳細は、10月15~17日に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」で初披露する(ブース番号:Hiエリア2‐103)。

「食品開発展」ではこのほか、新素材の「さくら乳酸菌」をはじめ、桜の花エキス、シーベリーエキス、紫茶エキスなど独自の機能性素材をPRする。

「さくら乳酸菌」は、国内のしだれ桜から活性の高い菌株を厳選し、単離した植物性乳酸菌。これまでの研究では、整腸・便通改善、美容、免疫賦活、エクオール産生促進などの効果を確認してきたが、最近では宮崎大学との共同研究でドライアイの改善作用が示唆され、特許を出願した。

「桜の花エキス」は、優れた抗糖化作用および抗酸化作用を有することから、美容向け素材を中心に多くの採用実績を持つが、最近の研究では「生命の時計」と言われるテロメアの延伸効果を確認し、特許を出願した。

シーベリーエキスは、「男女の排尿改善」に関するヘルスクレームで機能性表示食品の届出中。同社の研究では、男女の過活動膀胱抑制および男性の前立腺肥大抑制作用を確認しているほか、ノコギリヤシとの黄金比率については特許を取得している。

紫茶エキスは、ダイエットや運動機能向上、美容・美白などのエビデンスを有するが、最近では肥満や生活習慣病の予防効果が注目されているホルモン・GLP‐1の分泌促進作用を確認し、特許を出願した。


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