リポソーム(ナノ化)技術に注力/金秀バイオ

2026年6月15日

顧客オリジナルの素材開発にも対応

金秀バイオ(沖縄県糸満市)は、近年、健康食品にとどまらず美容・アンチエイジング分野でも市場が拡大しているリポソーム(ナノ化)技術について20年以上の製造・販売実績を持つ。最近では顧客オリジナルのリポソーム原料の受託加工にも力を入れており、新規の問い合わせも増えているという。

同社では、2003年に国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同でリポソーム化技術の研究をスタート。2006年および2010年には製造方法に関する特許を取得するなど、独自の技術を確立してきた。

国内外での需要増加に対応すべく、昨年には製造設備増強が完了し、リポソーム化原料の製造能力が大幅に向上したほか、昨年末には小型の試作機を導入するなど、素材開発の効率化にも取り組んでいる。

リポソーム化原料で人気の高いビタミンCをはじめ、コラーゲン、プラセンタといった定番の美容素材についてもリポソーム化の実績がある。健食市場では海外製の原料を中心に流通しているが、同社では「国産のリポソーム化素材」として差別化していく方針だ。


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